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フランス自転車旅行のヒント

一週間走っただけでそんなに偉そうなことも言えないのですが、反省を兼ねて気が付いたことを書いてみます。


・現地で買えるもの
フランスはもちろん先進国ですから、大きな都市なら大抵のものは揃います。
ウェアやツールなど、忘れてしまっても大丈夫。
またエナジーゼリーやバーなどはせっかくだから現地のものを購入して体験してみるのもいいかも。
ただし!中には驚くほどまずいものもあるので注意。

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これは特にまずかった。右のStrawberry & Bananaはイチゴとバナナをドロドロに煮詰めて何かの薬品を足したかのような味・・・。

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これもややまずい・・・。ちゃんと店員さんに美味しいか聞いて買ったのに~。

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容器が面白い。味はまあまあ。
エナジーゼリーは基本的に小さくて効率よく効果を出すものが多い。
日本のウィダーインなどのように大きくて同時に水分補給も兼ねているようなものは見かけませんでした。

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これはバー。個包装5本入りで便利。日本のクッキー状のものと違ってしっとりしていて食べやすく美味しい。ドライフルーツをつぶして固めたような食感。


・雨と寒さ・UV対策
季節と地方にもよりますが、私たちが旅した10月のブルゴーニュは雨が多いそうです。
そして日本の大方の地域よりも寒い。
雨のライドについてはこの日のブログを参考にしてみてください。
寒いのに紫外線は強く感じます。日焼け止めはもちろん塗っていたけど、旅行後明らかにシミが増えてしまいました(単に年のせい?)。
日焼け止めはジャージのポケットなどにキープし、頻繁に塗りなおすのがよさそうです。


・自転車ショップ
パリでは検索するとたくさんのショップが見つかります。
私たちは自転車用品というよりもエナジーバーやフード、予想以上の寒さに備えてグローブの下に重ねる薄手の手袋を見にいきたかったので、大きな総合スポーツ用品店に行きました。

Decathlon Paris La Madeleine

また途中私の乗っていたBMCのディスクブレーキが不調になったため、Montbardという町で同じような総合スポーツショップに、そこで解決しなかったため Venarey-les-Laumesという小さな村の本格的なスポーツ自転車ショップにも行きました。

Sport 2000 (Montbard)

Venarey Cycles (Venarey-les-Laumes)

予定ルート上にある大き目の街でスポーツショップや自転車ショップを検索しておくと安心かも。
ただし気を付けなければならないのは日(月)曜休みが多いこと。カトリック国ですね~。


・交通ルール
フランスは右側通行です(だれでも知ってると思いますが)。
車じゃないのでそんなに左右の違いを怖がることもないかもですが、一応ルールとして「右側から出てくる車両が優先」というのがあります。基本的に信号のない場所では道の大小に関わらずこのルールが適用されるようです。


・洗濯
自転車旅行では荷物を減らすことが大事=毎日洗濯となります。
乾燥には浴室によくあるヒーター付きタオル乾燥機が使えます。オイルヒーターでも○。


This photo of Les Jardins de Beauval is courtesy of TripAdvisor

こんなやつ。これに絞ってバスタオルに包んで踏み踏みした洗濯物を広げてかけ、温度MAXにしておけば大抵朝までには乾きます。


・ルートの選び方
フランスの地図をグーグルマップで見てみると、それぞれの道路には「A」「N」「D」の表示があり、後に数字が続いています。
Aは高速道路なので自転車は通れません。
N(Nationaleの略?国道?)は大きな道路で、交通量も多めです。たまに自転車の入れないところもあり。
D(Domaineの略?地方道?)はやや細く、交通量少なめ、それでいて道の表面もN同様スムーズなので走りやすいです。
アルファベットの無い道路は特に細く、曲がりくねっていたり砂利だったり、あまりロードバイクに適さないこともあります。
従って基本的にDを選ぶのがお勧めです。


・ルート上の町や村の名前をメモしたり憶えておく
どんな小さな村でも必ず隣村の名前が距離(km)と共に標識に書いてあります。
ライド中いちいち地図を見なくても、町や村の名前を順に追っていけばルートを外れることはありません。


・店(=トイレ)のありそうな大きめの町を押さえておく
Googleマップで思い切り拡大しないと出てこないような名前の村は小さいです。パン屋すら見つからないこともあります。
特に大都市から離れた田舎を走る日にはトイレ休憩の計画を忘れずに(無計画で痛い目にあったよ!)。


・電車
スイスのローカル電車やTGVには自転車用のスタンドがあったりして、基本的には輪行袋に入れてなくても良さそうでした。

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デビコが乗ったTGV車内の写真。
チケット予約時に自転車の持ち込みがあるかどうかの選択肢があったらしい。
ベイダー君&くもこの時はそんなのなかったんだけど、なんでだろ?フランス国内のみとスイス-フランス線の違い?


フランスでは自転車文化に誇りがあるからか、基本的に自転車乗りに優しい印象でした。
困ったことがあるたびに何度地元の人に助けてもらったことか・・・。
迷っている方はぜひ行ってみて下さい!きっと素晴らしい旅になりますよ。



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7日目: ヌーシャテル - ベルン

最終日の朝、綺麗な晴れとまではいかなくても、雲間からはうっすらと日が差していました。

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雨がないだけで十分っす!

しかし自転車を見て慌てる。
一日降られた雨でチェーンにところどころ錆が出ている。
昨日のうちに雨水を拭いてオイルを差しておくべきでした。
今更のようにオイルを差して拭いてやると少し回復。スムーズではないけど、とりあえず錆は取れました。

さあ出発。

その前にやっておきたかったことがありました。
昨夜通りかかってぜひ写真を撮っておきたい場所があったのですが、暗かったので朝まで待つことにしていました。

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長い坂道にびっしりと描かれたグラフィティ。
湖畔の観光地ヌーシャテルで突如現れたモダンアート?
ベイダー君も私もとても気に入ってしまいました。

モデル役もフォトグラファー役もすっかり満足してヌーシャテルを離れます。

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フランスでは一度も見なかったハロウィンの飾り。
スイスに入った途端に現れ始めました。
フランスなどのカトリック国ではハロウィンに興味を持たないのに対し、やはりドイツ系が多くを占めるスイスでは好む人も多いようです。

ついでに言語の話。
ヌーシャテルはまだフランス語圏なのですが、東へ離れた途端にドイツ語圏に入りました。

Switzerland-Languages-Map.png

Wikipediaの地図を見ても確かにヌーシャテルのすぐ右で分かれている。
フランス語は少しならわかるくもこ&ベイダー君、ドイツ語はお手上げです。
英語を話せる人の少ない田舎の村ではジェスチャーと気合で切り抜ける。
あとはなるべく簡単な英語で一単語ずつ区切って伝える。文章が長くなればなるほど混乱しやすいからね(自分含む)。

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スイスの畑はどんな作物も整然と並んで植わっています。
きっと機械で効率よく植えてるのね~。

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と思いきや完全に手作業。
この几帳面さはやっぱりドイツ系だから?

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こんな畑もありました。
レタスのかぶっているおっp・・・いえ帽子は何だろう?と思っていると、ベイダー君が「霜からレタスを守るためのカバーだよ」と。
そっか~、やっぱりスイス、機能的&合理的なのね!
しかしどうしてもOPPAIに見えてしまう・・・。

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ザーネ川にかかるギューメネン橋。16世紀に建てられた屋根付きの橋です。

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黄色いラインの右側が自転車専用。
そういえばベイダー君、スイスに入る時にジャージをスイスバージョンに替えたのでした。
この坂を超えればベルンです。

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ついにベルンに着きましたー!!
重い荷物を外し、やっと愛車レッドスパイダーが自分の手に戻ってきました。
ベイダー君も久しぶりにブラックBMCに跨れて嬉しそう。

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市内の散策も自転車で。
ベルンは小さな街なのに、ものすごく自転車の数が多いです。それだけ自転車にとって便利な街だということ。

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ヌーシャテルもそうでしたが、ベルンには路面電車がたくさん走っています。
うっかり電車の妨げになる位置を走っていたら警笛ならされて焦ったー。
標識を良く見ていれば大丈夫です。

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そしてひそかに念願だった高級マック、ブルーチーズバーガー(単品約1300円)を食す。

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ご満悦。
正直そんなに美味しくもなかったけど。というかブルーチーズはどこ?というくらいちょびっとしか入っていなかった・・・。

Neuchatel-Bern Map

この日走ったルート、49km、上り標高491m。短っ。

ああここで本当に終わりなんだな~と思うとしんみりしてしまいました。
実はパリで出会ったベルン在住の家族に連絡をもらっていて、この日会うお誘いがありましたが、次の朝5時に出発という短い滞在だったのでご遠慮しました。
ベイダー君と二人で旅の余韻に浸っていたかったというのもあって。

しかし社交好きのベイダー君、夕食の席で隣のスイス人カップルにやっぱり話しかけた。
「自転車でパリから来た」と言うと、大抵驚いて好意的に会話してくれるのも手伝い、賑やかな食事に。

くもこ「スイスってほんと自転車フレンドリーでいいですよねー。きっちりルールもできてるし。」

女性「そうね、確かにすごく整備されているよね。時々やり過ぎだけど。」

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レストランの壁にあった言葉。意味を教えてもらうと、「食べることは必要、楽しむことはアートだ」。

フランスでは朝はバターたっぷりクロワッサンからスタートし、毎夜毎夜こってりクリームソース&ワインを楽しみまくったアーティストな三人。
毎日平均100km近く走ったというのに、気づけば体重が増えていました
デビコ3㎏、ベイダー君1.5kg、くもこ0.5kg増。
バター、恐るべし。

この日、さすがにフランス料理、というかバターにちょっと疲れていた私たちはPunktというアジアンフードのレストランを選びました。辛くてさっぱりしたタイ風サラダがなかなか美味しかったです。

翌朝まだ真っ暗の4時にホテルを出発し、駅へ。
ロードバイクはあとでパリでパッキングしやすいようにペダルなども解体し輪行袋に入れてベルンを後にしました。

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TGVの車窓から。何日もかけて走ったブルゴーニュですが、電車だとあっという間です。



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6日目: サラン・レ・バン - ヌーシャテル

ついに来てしまった雨、雨、雨の一日。
しかもスイスへ向けてジュラ山の山間を走るので、上り坂も多くなります。
なかなかスマホを操作できないので、これまでのように細い道を走ることは諦め、わかりやすい大き目の道を選ぶことにしました。

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サラン・レ・バンを出発した時はまだ小雨程度、自撮りする余裕もありました。
が、数キロ走るともう本降りに。

牧場を通るとカランカランとカウベルが響きます。
ブルゴーニュ地方ではなかった音。
牛も雨の中いつもと変わらず草食べてるんだから、私たちも大丈夫、大丈夫。

とはいえ、雨の中のライドはやっぱり大変。

まず寒い。
レインジャケットは着ていてもすき間からどうしても入ってきてしまう。
今回レインパンツやシューズカバー、防水グローブは用意していなかったので、胴体以外はびしょ濡れ。
凍える手でブレーキ操作が怪しくなり、特に下り坂はかなり怖かった!

あと、目が痛い。
スピードを出すと目を開けるのに苦労しました。
UVに反応して透明度の変わるベイダー君のサングラスはかけっぱなしでも大丈夫だけど、私のはふつうの色付きなので雨の中かけていては暗すぎてしまう。

やっぱりフォトクロミック買おうかな・・・高いけど・・・。

雨のライドは初めてじゃなかったけど、正直用意は甘かったと反省。
少なくとも防水グローブは持って行くべきだった。
何度も書くけど、かじかんだ手でロードバイクに乗るのは本当に危ないです。
下り坂道ではブレーキかける握力が今にもなくなりそうで恐怖!でした。

これ買おうかな・・・高いけど・・・。

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岩山の上に建つお城。かっこいい。晴れていれば絶対そこまで行ったのに。
しかしこんな雨の中でも写真を撮るベイダー君。筋肉だけでなく精神も強靭な男よ・・・。

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フランス最後の村、「Verrières-de-Joux」。スイス風の美しい村です。

そしてついに国境へ。

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特に何もチェックされず、あっけなく通過。
でも嬉しかったー!

もうあと半分で本日の目的地ヌーシャテル。
脚の感覚もなくなってきた。
体を温めたい・・・。むしろ登り坂ウエルカム。

と思ってたら来たよ、坂道。
しかも1km以上の長いトンネル。
雨に当たらないのは嬉しい、登りで体が温まるのもいい、しかしやっぱり怖いのよね、トンネルって・・・。
暗くて音が響くから。
後ろからトラックが轟音を立てて近づいてきたりすると、

来る・・・

来るっ・・・

来るーッ!!

っていう恐怖に駆られます。

トンネルを出たらやっぱり雨。長い下り坂。
再び凍える。

この日学んだことは、とにかくめげないこと。
一歩一歩漕いでいればいつかは着くのだから。

最後の体力(体温)を振り絞ってヌーシャテルに到着。
ホテルは駅のすぐそばなはず。
早く、とにかく早くシャワーを浴びたい。

「えぎは・・・えぎはどごでずがぁ!?」

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震えながらついに湖畔の町を見下ろすホテルに到着。

って雨止んどるー!!

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まあ道の濡れ具合を見るとここもかなり降ったみたいですね。
スイスの栗は皮にイガイガがあるのか・・・。

待望のシャワーを終え、ドロドロのバイクウェアを洗い、靴に新聞紙を詰めて散策へ。

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自転車マークのある車両。スイスも自転車フレンドリーです。

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というか秩序良く整備されているという意味ではフランスよりもさらに上かも。

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すごく良い香りのしていたチョコレート屋さん。
夕食後に買おうかと思ったけど、すでに閉まっていました。
田舎で閉店早いのはどこでも一緒ね。

パリでも物価が高いと感じていたけど、スイスはもーっとお高い。
泊まったホテルはビジネスホテルに毛が生えたようなレベルでしたが、ダブルルームで2万円以上。
マックでは単品1300円のハンバーガーを売ってる!

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18世紀に建てられた邸宅。今は高級レストランになっています。
こんなところで食べたらいったいいくらするんだろう・・・。

Salins les Bains-Neuchatel Map

本日走ったルート、98km、上り標高1416m。

明日はこの旅の終点、ベルンへ。



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5日目: ボーヌ - サラン・レ・バン

この日はきちんと早起きした三人。
何しろデビコは帰国の日なので遅れるわけにいかない。

三人一緒に朝食をとるのもこの日が最後です。
ワインの聖地を離れることにとっても名残惜しそうなデビコ。「また来年来たい・・・」とつぶやいていました。
この旅を楽しめたようでよかった。

TGVでパリの空港へ向かったデビコを見送り、ここからはベイダー君と二人きり。
今まではパリから南下していたのですが、今日からは東へ、スイス方面へ向かいます。

この日の予報では次第に雨。なるべく降られないように私たちも早めに出発。
スマホがなかなか見られないことを想定してルート上にある町や村の名前を順番に紙に書いて、ハンドルバッグ外側のビニールケースに入れておきました。

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しかしやっぱりブルゴーニュは素敵。ついつい止まって写真を撮ってしまいます。

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一日休んだ後はとても調子よく、どんどん走れます。

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ベイダー君は重い荷物にもずいぶんと慣れたらしい。「何も感じないよ~」とスイスイ。

走り出して2時間ほど、くもこ何だかトイレに行きたくなってしまいました。
しかし相変わらず小さな村を何度となく通過するものの、なかなかカフェなどのお店がない。パン屋もない。
というかあっても開いてない。
どうやら月曜日はお休みのところが多いらしい。カトリックの国フランスでは日曜休みが多いものと思っていたけど、実際は日曜夜&月曜休みが多いのね。

しかし困った・・・。

「Longepierre」という村で途方に暮れていると、車で通りかかった年配ご夫婦にベイダー君が声をかけてくれました。

ベイダー「ボンジュール!私はフランス語話せません(片言のフランス語で)。ブーランジュリー(パン屋)はありますか?(やっぱり英語に戻った)」

ご夫婦「ブーランジュリー%$○x#*(容赦なくフランス語)」

くもこ「ノン・ブーランジュリー・イシィ?トワレット・ピュブリック?(ここにはパン屋ない?公衆トイレは?)(超簡単なフランス語で)」

ご夫婦「ノン、ノン、Pierre de Bresse %$○x#* (どうやら二つ隣の町の「Pierre de Bresseへ行ったらいいということ)」

メルシー!とご夫婦を見送ってやや寄り道ルートに変更。Pierre de Bresse、というかトイレを目指します。

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あったあった、カフェ!しかも賑わってる。お休みを満喫する農家の人たちかな。昼から飲むっていいよね。

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この町ではマーケットが開かれていました。日曜市場ならぬ月曜市場ね。

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人参を真剣に買い求めるおばさんの後ろに写り込むくもこ。

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チーズ屋さんのワゴン、ボーヌで食べて美味しかったTommeがたくさんある!
ワゴンの女性に日本から来たことと自転車でパリから走ってきたことを拙いフランス語で伝えると、何やら知り合いの日本人について一生懸命説明してくれました。
どうやら岐阜からきてイベントか何かやってるらしい。

しかしくもこのフランス語力及ばず、まともに理解はし合えなかった・・・。
昔真剣に勉強していたフランス語、また始めたいなぁ。

生理現象の危機を回避し、お腹も満たして、再びルートへ戻ります。

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この鳥はDendeというそう。七面鳥の一種だそうですが、大きな鶏みたい。
横ではやっぱり犬が自転車に向かって吠えていました。

ブルゴーニュを出てから景色はどんどん変わり、建物は何となくスイス風になってきました。
午後3時頃から雨が降ったりやんだり。

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ジュラ山が見えてきました。
明日はあの山あいを走ります。

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小雨の降る中、サラン・レ・バンに到着。街を挟んで向かい合う二つの山の頂上には古城跡があります(写真ではちょっと見え辛いですが)。

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「バン」はお風呂の意味。古い温泉サウナがあります。

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そしてカジノもある。なんだか古い温泉城下町にミスマッチ。

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パン屋で買ったブルーベリータルト。デビコから「ブルーベリーに気をつけて!」とメッセージが来ていたので、写真撮って返信。

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ついでにデビコ好物で毎日食べていた「chausson aux pommes(アップルパイ)」も。もちろんデビコへの当てつけです。

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夜は近くのホテルでこってりフランス料理。だいぶ田舎に来たからか、前菜+メイン+デザートで17ユーロと良心的なお値段。もちろんボリュームしっかりです。

Beaune-Salins les Bains Map

この日走ったルート、107km、上り標高668m。

明日はスイスに入ります。



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中休み: ボーヌ

せっかくブルゴーニュに行くのだからとボーヌで一日ワイナリー巡りをすることにしていました。

しかし昨夜の深夜パーティがたたってみんな起きれない。
呼び鈴が鳴ってなんとか起きると朝食サービスが来ていました。
が、なぜか一人分しかない(ちゃんと二人分オーダーしていた)。
しばらくサービスのお姉さんと押し問答した後、デビコが二人分もらっていたことが判明。
単純な部屋間違いだけど、デビコも寝ぼけていたため気づかなかったらしい。

朝食を半分寝ながら食べてまたベッドへ。
ランニングはキャンセルされました。よかった・・・。

ホテルを出たのは11時過ぎ、昨日のうちに借りていたレンタカーを午後5時に返さなくてはいけないので、ワイナリー巡りは結局半日のみになってしまいました。

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部屋からの眺め。街の中心地から離れたホテルの周りには葡萄畑が広がっています。
天気予報はうまいこと外れて綺麗に晴れました。デビコの執念が通じたのか。

ところでこのホテル、元々サービスアパートの空き部屋をホテルとしているので、リーズナブルな割に部屋はすごく広い!のですが、シャワーがヤバい。

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壁のわずかに奥まった部分(30cmくらい)のみで水を遮るようになっているので、壁にむけてシャワーするなどどう工夫しても床が水浸しになってしまう。
せめてシャワーカーテンを吊るすとかしてほしかった・・・。

さて、お楽しみのワイナリーへ。

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まずはクロ・ド・ヴージョ城。ブルゴーニュのシンボルだそうで、ブルゴーニュワインの歴史博物館になっています。

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昔の葡萄圧搾機が展示してあったり。デカい。高さ4mくらいある。

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古い年代のものから展示してあるワインセラー。ショップではないので買えません。

お勉強するとすぐお腹がすくくもこ。
デビコが調べてくれたレストラン「Le Chambolle」へランチに。

ここでベイダー君の注文した鴨が素晴らしく美味しかった!
しっとりと柔らかく、ソースの味も良く。付け合わせの野菜春巻きのようなものもなかなか。

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私の注文したお魚も美味しゅうございました。

ランチの後はジュヴレ・シャンベルタンでテイスティング開始。
一軒目でドロップアウトするくもこ。いや美味しいし楽しいんですが、それよりもやりたいことがあって・・・

それはスケッチ。
実は小さなスケッチセットを持ち運んでいたのだけど、それまでなかなか時間が取れなかった。
そこでワイン好きガイズがテイスティングを楽しんでいる間に実行。

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時間が足りなくて描き終わらなかったけど、まあいいか。楽しかったし。

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さらにガイズが畑巡りをしている間に外からクロ・ド・ヴージョ城をスケッチ。

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何だか面白くない出来になっちゃった。風景は素晴らしかったんだけど、くもこの力及ばず。

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その間にベイダー君が撮ってきた写真。ロマネコンティ様の畑だそうです。

ボーヌへ戻り、夜はやはりデビコが予約してくれたビストロ「Les Popiettes」でディナー。

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ブルゴーニュはエスカルゴの本場なのね。
このお店のは殻から出した身のみが温かいソースに浸してありました。美味!

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こちらも美味しかったキノコとカボチャのなんとか(覚えてない)。

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もう一つブルゴーニュと言えばブフ・ブルギニョン(ビーフシチュー・ブルゴーニュ風)。
ワイン煮込みですね。
これはまあ美味しいんだけど、とにかく量が多かった。ベイダー君と二人でシェアしてちょうどいいくらい。
一人で一皿のデビコはかなり苦しそう。

ベイダー「彼女作れよ、太るよ」

デビコ「・・・」

話題は変わって「毎日一種類だけ食べるなら何を選ぶか」というお題に。

ベイダー「サラダ」

くもこ「餃子」

デビコ「アイスクリームかな」

そう、デビコはハイレベルな甘党。
輪行帰りの電車でビールとジャイアントコーンを交互に飲食しているのを見た時には驚愕しました。
ちなみにパウンドケーキ&ビール、エクレア&ビールのバージョンも見たことある。

そんなデビコですが、この旅行中まだ一度もアイスクリームを食べてなかった!
どうしたデビコ!明日雨が降るじゃないか(ヤメテー)。
これはまずいと、食後デビコを連れてカフェに立ち寄り、大きなデザートを丸々たいらげて頂きました。

これがブルゴーニュ最後の夜。明日からまた自転車、スイス方面へ出発です。

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ボーヌで買ったライヨールのチーズナイフ。フランスで買った唯一のお土産です。



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プロフィール

くもこ

Author:くもこ
2012年の夏にクロスバイクを譲り受けたのをきっかけに自転車こぎ続けています。愛車はTREK ÉMONDA SL 6、愛称はレッドスパイダー。もっと筋肉欲しい。
パートナーのベイダー君はインド系アメリカ人。
2016年12月息子のルークが生まれました。
その他の良く出てくる友人はデビコ、ドナルド(どちらもアメリカ人♂)。4人でサイクリング行ったりくもこ実家に行ったりする仲良し。

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