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4日目: スミュール・アン・ノーソワ - ボーヌ

フランスでの朝はクロワッサンなどパンとコーヒーでスタート。
普段紅茶派でコーヒーはお腹がゆるくなったりして苦手なくもこ&ベイダー君ですが、せっかくだからと毎朝飲む。
やっぱり美味しいからね。
飲んでいるうちに体も慣れてきたかも。

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サンドイッチを作ってくれるベイダー君。
料理は得意で普段から家でもいろいろ作ってくれます。
ちなみにくもこはあまりしない。主に片づけ担当です。

朝ごはんを食べながら見ていたテレビの天気予報によると、午後は次第に雨が降るらしい。
ああついに、と若干ブルーになるレッドスパイダーズ。
まあ、降ったら降ったで仕方ないよね。

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朝はまだまだお天気良かった。

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引き続きブルゴーニュ運河を眺めながら走ります。

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本日のパン屋休憩はPouilly en Auxoisという町で。

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遠くにシャトーヌフというお城を眺めながら走ります。

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運河沿いの紅葉が美しい。

この日の後半にはそれまでで一番きつい登り坂が待ち受けていました。
全長5km、平均勾配6%。
最後の1kmは10%くらいありました。

しかし日本での坂道トレーニングを思い出せばなんてことはない。
何しろカテゴリ1を登った後に続けていくつか坂道をこなしたりしていたのだから。
ベイダー君も自慢のマッスルをフルに使って荷物の軽い私と同じペースで登り切りました。
真面目にトレーニングしてきてよかった。

きつい登り坂でメンバーのペースに差が出る場合のルールは「Wait at the top (頂上で待て)」。
坂道の途中で待ってしまうと遅れてきた人は一番休む時間が少なく、さらにまた登り続けなければならないから(よっぽど遅れがひどければ体力の一番ある人が降りて様子を見に行くけど)。

待つこと5分、デビコも無事に登頂しました。
あとは20km下ればボーヌです。

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登り始めて間もなくのところで道端にブルーベリーを発見。
たわわに実って美味しそう。
早速好物に手を出すベイダー君。

「・・・まずい。酸っぱい。」

ブルーベリーじゃなかった!?吐き出して!すぐ!

デビコ「毒だったら『こうしてベイダーはフランスで死んだのでした』って後々語られちゃうよ!」(記念撮影しながら)

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ボーヌまであと少し!

目の前に広がる葡萄畑にはしゃぐワイン好きのガイズ。

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デビコ「・・・何その姿勢?」

ベイダー「自分撮りだよ」

デビコ「だから何その姿勢」

まあくもこは二人が幸せそうなので何よりですよ。
ブルーベリーもどきの影響もなさそうでよかった。今ならトリカブト食べさせても死なないかも。

ボーヌの街に入ったところでついに雨が降り出しました。
しかし先導するデビコはペースダウンどころかアップ、背筋もピシッと伸びて見るからにウキウキしている。
トレーニングライドで雨が降り出した時はすぐ帰ろうとか言い出したのに。

ブルゴーニュがワインの中でも特に好きというデビコにとってボーヌは聖地のような町なのです。
しかも以前にも来たことがあるので大得意で案内してくれる。

無事ホテルでチェックインを済ませ、デビコの自転車ツーリングはここでゴールとなりました。

Semur en Auxois-Beaune Map

4日目のライド、81km、上り標高732m。

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ボーヌの街を散策している間にすっかり本降りに。
ワインバーでまずはデビコの完走をお祝いします。

夜は奮発してコースディナー。
Le Jardin des Remparts」という有名なレストランだそうです。デビコが予約してくれました。
以前訪れた時はジャケットを着ていったというデビコ、本当はおしゃれして行きたいところだったけど、何しろ今回は自転車。
荷物も限られるし、ジャケットはアイロンするにしても厳しい。
予め電話したら「カジュアルでもOK」ということでした。

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前菜のナスのキャビアは絶品でした。
スモークされた魚との組み合わせが新鮮、感動。

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ベイダー君のメインコース、ビーフステーキもとっても美味しかった。
私は鴨にしたのですが、こちらはちょっと硬く、それほどでもなかったかな。ソースは美味しかった。

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チーズをワゴンから切り分けてくれます。
特にこの地方のゴートチーズ「Tomme」が素晴らしい。
プラムソースも美味しい。

このレストラン、世界中からお客さんが来るためか、ウェイター&ウェイトレスさんたちも国際的。
私たちのテーブルに付いた3人はイラン系スペイン人、日本人、フランス人でしたが、皆さん英語も堪能でした。

ベイダー君、いつものように話しかける。

「日本ではどこで働いていたの?」
「このあたりのお勧めランニングコースは?(え、走るの?)」
「その指輪、素敵だね!どこのブランド?」

などなど。さすが皆さんプロで、にこやかに対応してくれました。
さらには日本語で口説き文句を教えたりもしてちょっとうるさいテーブルに。すまん、他のエレガントなお客さん方。

そんな会話の中で教えてもらったワインバーに飲みに行くことに。
Maison du Colombier」というなかなかクールなお店。オーナーはかつてLe Jardin des Rempartsのオーナーでもあったそうです。

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オーナーのRolandさん(右)とお客さんで来ていたワイナリー経営者さん(左)。
二人とも面白くて楽しい!
Rolandの奥さん、娘さんは美人でやっぱり感じ良い。
フードも美味しそうだったけど、さすがに満腹。明日また、とも思ったけど日曜日はお休みだそう。残念。

飲んで気分良くなると気が大きくなるベイダー君。
その場のみんなのためにワインを1本頼んでくれました。
その後はRolandがお返しに1本開けてくれ、気付くと2時近くに。

さあそろそろ宿に帰って寝ようか!

ベイダー「何言ってるの、もう一軒行くよ!明日は自転車乗らないんだし」

ああ、これは完全に東京のノリだ・・・。
こうなったら誰もベイダー君を止められない。飲むなら飲む、朝まで飲む。
デビコも大好きなワインの聖地にいるからか、はたまたライドからの解放感からか、ノリノリで行こう行こう!と。
ええいいですとも、二人が幸せならそれで。

一軒だけまだ開いているという店へ。
入口で軽くチェックされ、中へ入るとそこはクラブ風バーといったところ。
20代~50代の男女が踊ったり歌ったり騒いだり。
女性ボーカルと男性ギタリストが演奏していて、選曲は80年代のポップスロックが主な感じでした。なんとなくモータウンを思い出します。

こういう店、くもこはちょっと苦手です。
痴漢ぽいのもいるし、そもそも声が通らないのでうるさい場所では会話ができない。
話しかけてくれる人も何人かいたんだけど、最終的に筆談したりしてました。

が、さすがにボーヌ。
古い地下室をベースに作られていて、レンガのカーブした壁など、内装は面白い。

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ファンキーなお店のお兄さん。

ベイダー君とデビコはそれぞれいろんな人と踊ったり話したりして楽しんでいる様子でした。
気付けば午前4時。
宴はまだまだ続くようでしたが、明日のことも考えてそろそろ寝ようということになりました。

それにしても明日行くんでしょうか・・・ランニング・・・。
くもこはげんなりしつつ、デビコはしゃっくりしつつ、ベイダー君はいつも通り元気なままボーヌの夜は更けていくのでした。

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酔っぱらって撮ったボーヌのシンボルHôtel-Dieu。


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3日目: シャブリ ― スミュール・アン・ノーソワ

3日目も晴れ。秋のブルゴーニュは雨の多い地方のはずなんだけど、それまでのところラッキーだったレッドスパイダーズ。
気分よくシャブリを出発しました。

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ワイン畑の中を走ります。

うーむ、気持ちいい。フランスにツーリングに来てよかった。

美しい景色の中、突然自転車を停め、草むらへ向かうベイダー君。
どうやら小さい方をもよおした様子。
デビコ&くもこに環境汚染と非難されるも、悠然と言い放った。

ベイダー「水分は循環させるのが大事。飲むだけじゃなくて出さないとだめ。スーパー黄色くなってからでは遅いんだよ!」

その後も何度か環境汚染を繰り返し、その度に「尿は透明でないと」と強調する。
透明性を大事にする男、ベイダー氏であります。
むしろ私らにもやれと。無理です。

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気を取り直して再び綺麗な場所へ。
この日最初の休憩場所、ノワイエ。
中世の面影が残ります。フランスで最も美しい村の一つだそうです。
観光地ですが、どこの都市からも遠いからか、またはまだ午前中だったためか、あまり人影は多くありません。

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ノワイエのシャルキュートリー兼パン屋兼カフェ「Maison de Paillot」で休憩。路地裏で落ち着いてます。

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真ん中のお兄さんがオーナーPaillotさん。英語が話せ、パイを温めたりいろいろ融通してくれたので、ベイダー君感激。
感激するとすぐにものすごくフレンドリーになるベイダー君、一緒に写真撮って!といつものようにやや強引にお願いしました。

Paillotさん「彼はいつもこうやって写真撮るの・・・?」(やや迷惑そう)

それでも結局写真に応じてくれ、隣に座っていた建設関係の労働者と思われるおじさんがシャッターを押してくれました。
それにしてもこんな素敵なカフェで休憩しながら働けるなんて、世界一幸せな労働環境じゃない?とデビコ。

ノワイエの後はブルゴーニュ運河へ。
運河沿いにはサイクリングロードが走っています。

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これを通って行く予定でしたが、砂利。
ロードバイクではペースが落ちてしまうし、何より走り難いので断念。
並行して走る車道に戻りました。

町と町の間には牧場が多く点在しているのですが、牛たちは何故か自転車が通るとこっちを見ます。
自動車や歩行者には反応していないのに。

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こっち見る

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こっち見る

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こっち見る

他の動物たちも同様で、羊や山羊にもよく見つめられました。
犬に至っては遠くから自転車が近づくのを察知し、必ず吠えてついて来ようとします。

ノワイエ近くの村では放し飼いの子犬たちが3匹、柵の下を抜けてベイダー君の自転車に群がりました。
どうやら警戒しているのではなく、遊んでほしい様子。
ボールを咥えてきたのもいました。

ところでシャブリを出た頃からなんとなく異音がしていたくもこの乗るBMC。
途中明らかに下り坂なのにペダリングしないと他メンバーのペースに追いつけないことにも気が付きました。
もしや、と思い自転車を停めて前輪を持ち上げて回してみると・・・止まった。
ブレーキのパッドがディスクに当たっています。

困ったのは、ディスクブレーキの調整をできるメンバーがいないこと。
しかも止まったのは思いっきり何もない田舎道でした。
調べると30kmほど先にMontbardという比較的大きな町があり、そこにスポーツ用品店があるということ。
ペダルは重いけど、そこまで深刻でもなかったので、ベイダー君と荷物の交換をし重さを減らして走り続けることにしました。

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途中ストレッチしながら頑張る。

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その横でひっそりと、いや結構でっかく愛を叫ばれていた。

TONY♡ JE T'AIME (I LOVE YOU)!

トニーと無事結ばれているといいね。

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デビコが調べてくれたSport 2000という総合スポーツ用品店(写真http://www.sport2000-quintallet.com/より)。なかなかの大型店舗です。
これは期待できるかと思いましたが、今日に限ってテクニシャンがお休みだということ。
ショックを受ける私たちに店員さん「ここから20km行くといい自転車屋があるよ、そこならかならずリペアしてくれるよ」と教えてくれました。系列店でもないのに、親切。

しかしあと20kmか・・・まあここまで30km来れたんだし、何とかなるか。というかその前から異変はあったんだし。

次なる目的地(自転車屋)に向かう前に、もう一つ観光。
ちょっとルートからは脱線するのですが、せっかく近くにある世界遺産なので、寄らないわけにはいかない。

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Abbaye de Fontenayという修道院。

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キスチョコのような形に整えられた庭木。

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入口にきちんと自転車OKの標識もあるのが嬉しい。

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そしてやっと着いた自転車屋さん「Venarey Cycles」。
土地柄かマウンテンバイクが多い店内。みんなカナルロードを走るんだろうな。

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ものの10分で調整してくれました。代金は5~6ユーロだったかな。
何にせよ、直ってほっとしました。
ついでにデビコもギアのスムースでない部分を調整してもらい、出発。

宿の取ってあるスミュール・アン・ノーソワまではあと少し。
まったく別の自転車のように快適になったBMCで飛ばしていると、後ろから「ペースダウン!!」の叫びが。
そっか、彼らは荷物沢山積んでるもんね、BMCはサドルバッグとハンドルバッグしか取り付けられないから軽いんだよね。
あれ、というか最初からこの自転車、ブレーキ当たってたんじゃ・・・?切れてすまんかった、ガイズ。
帰国したらディスクブレーキの調整もしっかり覚えないと。

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軽やかにスミュール・アン・ノーソワに到着。
塔のあるお城とパリのノートルダムに似た作りの教会が印象的な中世の町。

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その名もノートルダム・ド・スミュール=アン=ノーソワ参事会教会。

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教会はこちら、のマークが石畳に。

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猫が自由にうろうろする街はいいですね。良く見ると彼(女)そっくりの壁飾りが後ろのドアにかかっています。

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泊まったホテルはお部屋が広々としていてバス・トイレが別室。マネージャーのおばさんもとっても親切でした。

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部屋案内が可愛い。

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ホテルのおばさんに教えてもらった地元の人が行くビストロ。
家庭的な料理が食べられます。
暖かいレバーの乗ったサラダが美味しかった。

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ここでもOeuf en meuretteを食べたけど、シャブリで食べたのとはだいぶ違ってやはり家庭的な感じ。

Chablis-Semur en Auxois Map

3日目のルート。ちょうど100km、上り標高は1000mでした。

明日はいよいよボーヌへ向かいます。



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2日目:サンス ― シャブリ

ビジネスホテルで夜を明かし、迎えたサンスの朝。
ホテルの朝食用カフェにはトラックの運ちゃんらしき男たちが溢れていました。
工場の沢山ある街だからかな。
屈強そうな男たちに囲まれて女一人ぽつんと座るくもこ。
いやまあしっかり食べたんですが(お代わりもした)。

前日この旅行中最長の距離をいきなり走ったためか、既にお疲れの様子のデビコ。
朝食にもだいぶ遅れて顔を出しました。

デビコ「今日のルートだけど、たぶんくもこの作ったのだとあまり良くないと思うんだよね、ルート上に町も少ないし」

え、そう?(一人だけ現地ネット環境ないから地図見れない)昨日もいいルート見つけてくれたし、おまかせするよ~。

そして出来上がったプランは・・・88km → 68kmに大幅削減されていた。

えっ、そんなに少なくしちゃうの・・・
ちらっと見せてもらうと、川沿いをグネグネ走るはずだったくもこ案とは全く違う、かなりストレートにシャブリへ向かうようになってる。

Sens-Chablis Map

この日実際走ったルート。68km。

Sens-Chablis Map2

元のくもこ案はこんな感じ。
帰国後確認したらルート上にしっかり町、あるんだけど。騙された・・・。

まあいずれにしてもこの日も楽しいライドになったし、何より全員が気持ちよく無理せずに走ることが大事だよね。

ところで一泊目に選んだサンスですが、旅メンバーにはいまいち不評でした。
理由は①あまり風光明美とは言えない(綺麗なところもあるけど工場多い) ②食べ物が美味しくない、ですが、主に②ですね。

たまたま選んだ店が悪かったのか、頼んだ料理がどれもこれも微妙・・・。一応街の人にお勧め聞いて入った店だったんだけど。
どのくらい美味しくないかと言うと、136kmを走った直後なのに食が進まないレベル。

極め付けは郷土料理の「AAAAA」という料理。
なんだか名前もすごいし、地元のものだしで頼んでみた。

・・・く、臭い。

もう食べるどころじゃなく臭い。
試しに一口だけ、と思ったけど吐き出しました。
あまりの酷さに脇へ押しやっていたら、注文を取ったウェイトレスが来た。

「どうしたの、これ?食べないの?」

いや、ちょっと苦手な香りで・・・

「ああ、実は私も好きじゃないの」

先に言えよ

この料理の正体は何かというと、たぶんモツ?のソーセージです。
興味ありましたら「aaaaa sausage」で画像検索してみて下さい。

デビコの策略によって川沿いの道へは行かなかったものの、フランスの景色は田舎へ行くほど美しい。
ついつい止まって写真を撮りたくなります。

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古い壁に蔦とか、たまらない。

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水辺の景色はみんなの好物です。

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車が少ないので車道の真ん中で写真撮ったり。日本人風ピースを決めるデビコ。

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前日は森とセーヌだったけど、この日は線路を眺めながらのライド。TGVが見えます。

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どの町にもある「Hotel de Ville」は町役場。ホテルじゃないのね。

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やはりかかせないパン屋休憩。
Cerisierという町にあるパン屋さんのクロワッサンはとっても大きくて日本で売っているものの倍くらい!
アプリコットの半割が二つ乗っている「Croissant d'Abricot」は0.9ユーロ。安い!
美味しすぎて写真撮る間もなく完食。

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シャブリの手前、Ligny le chatelという町はとってもかわいい。

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だめだよここでしちゃ、の標識。教会だからね。

この日はのんびり休み休み走ったけど、午後3時頃にはシャブリに到着。
何しろ68km しか走ってないからね。

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小さくて綺麗な街です。ロマンチック。

到着後十分時間が取れたので、自転車をお掃除。
二日間走った後はやはり汚かった。
洗車中ふと見上げるとこんないかしたポスターが。

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でも日本人は見なかったな~。というかパリ以外で見てない。
まあでも来るんだろうね。シャブリだし。

掃除が終わってもまだ夕食までには時間があったので、デビコが調べていてくれたワインショップ兼バーへ。

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S.Chablisというお店。
品揃えがセンス良く、ベイダー君ご満悦。4~5種試飲した後で3本お買い上げしていました。
といっても自転車では運べないので、パリのホテルに送ってもらう。
お店のオーナーさんもとても感じよい人で、6本での配送が基本とのことでしたが、他の業者を探して解決してくれました。

夕食は宿泊先の人に勧められたBistrot des Grands Crusというお店へ。

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郷土料理の「Oeuf en meurette」。野菜の赤ワイン煮込みにポーチドエッグを投入して少し煮込んだもの。
とっても美味しかった。どこぞの郷土料理とはえらい違い。

泊まったB&Bもとっても素敵でした。
オーナーさんも親切で、ロードバイクを鍵付き屋根付きの場所に保管してくれました。

サンスのホテルでもそうだったけど、フランスは自転車に優しい。
自転車を停めて地図を見ていると、通りかかった人がわざわざ車を停めて「May I help you?」と聞いてくれたりする。
歩いている人も大きな声でボンジュール!と声をかけてくれたりする。
さすがツールドフランスの国だなあ。

美味しいワインと料理で気分よくなり、明日のライドへ備えて早目の眠りについたのでした。



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1日目:パリ ― サンス

いよいよツーリングの始まりです。

と、その前に残念なお知らせ。

デビコ、途中のボーヌまでで帰国することになりました。

実は出国の2週間ほど前に知らされたのですが、本人いわく「仕事で急に出張が入った」と。

本人いわく、というのはね。
本当のところは6日目に予定していたタフなルートを避けたかったんじゃないかと。デビコのトレーニングはちょっと間に合っていなかったし。
ボーヌまで行けばデビコ最大の目的のブルゴーニュワイナリー巡りは果たせるわけだしね。
いや、それともトレーニング中のくもこの鬼っぷりに嫌気がさしたのか。
見栄っ張りで感情を隠しがちなデビコはなかなか本当のことを言わない、というのがベイダー君との共通認識です。

いずれにせよこの記事を書いている帰国後の時点では、「出張延期になったんだよね~」と言っていました。
事実は神とデビコのみぞ知る。

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出発の朝、7時半頃ですが、まだ外は暗いまま。なんとなくナーバスな気分で準備を進める三人。

マドレーヌ寺院近くのホテルから出発し、コンコルド広場を抜けてセーヌ河沿いを南へ。
想像していたより寒く、夏用サイクルジャージの上にウォームジャケットを羽織るも、まだ足りなくてレインジャケットをプラス。
指が出るタイプのグローブの下にさらに薄手の手袋も重ねました。

朝のパリは交通量が多く、自転車用のレーンなどもあるものの、慣れていない三人は右往左往。
街中を抜けるのに1時間かかってしまいました。

郊外に出て信号が減ると、みんなナーバスだったせいか、体力余っている前半は飛ばす飛ばす。
やっぱりスピードでは男にかなわない。
そしてくもこ、またもや切れる。

チームやゆうとるやろがー!
くもこはデータローミングしてないんだから(ベイダー君にいらんと言われた)はぐれたら危ないやろがー!!
(実際には拙い英語でシャウト)

郊外のごみごみした雰囲気のエリアも抜け、道路脇のパン屋で暖を取りつつ最初の休憩。
だんだんこのあたりから緊張が解け、楽しくなってきました。

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自動車用と自転車用にきちんと分けられた道路。
ああ、やっぱりフランスだねえと三人ちょっと感激。

くもこの立てた計画ではずーっとセーヌ沿いを走ることになっていたんだけど、デビコとベイダー君でより良いルートを見つけてくれました。

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Forêt de Sénartという森の中、縦横に小道が走っています。木陰のサイクリング、とっても気持ちが良い!
車は通れるのかな?自転車しか見なかったけど。

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地図を見ながらルートを探すデビコとベイダー君。
私はネット環境ないので、写真係。リス見ましたよ。

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森の後はまたパン屋休憩。
ピザに乗ったチーズが美味しい!さすがフランス。

この後セーヌに戻ります。

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思わず立ち止まって写真を撮ってしまった街、Melun。
今回旅したフランスはどこへ行っても花が素敵に飾られていて、落ち着いた色調の建物との対照が目に心地よく、ハッとさせられます。

そしてこの日中盤の目的地、フォンテーヌブローへ。
ひたすら森の中を走り、最後は長い坂を登って到着。

街へ入った途端、人、人、人。観光地ですね。
パリを出てからしばらく目にしていなかったので、なんとなく懐かしい気分に(大げさ)。

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観光名所となっているシャトー。
昔の王様が別送にしてたのね。

フォンテーヌブローは当然初めてですが、なぜか懐かしい、この雰囲気。

観光地、城、若干の田舎臭さ・・・これは・・・小田原?

うん、小田原っぽい。
これで温泉まんじゅうでも売ってれいば完璧なのに。

小田原(仮)を後にし、サンスを目指します。

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だいたい5kmに一つくらい、小さな街や村が現れます。

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ゴッホやマネの絵そのもののような畑の景色を一人(三人)占めして走る。

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道端に無造作に積み上げられた砂糖大根?

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サンスに着くころにはすっかり日が暮れ、気が付けば距離も時間も予定オーバーしていました。
お尻痛いと訴えるデビコ。良く走ったね。

Paris-Sens Map

この日のルート。全長136km、上り標高998m。



この日のゴール、サンスの教会。



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出発前夜

どうやってパリまで自転車を運ぶのか。
これもちょっとした課題となっていました。

以前にイタリアで見たロードバイク用のキャリーケースはお高い上にいつまた使うかわからない、しかも二つも買ったら家の中で相当ジャマ。
多少は折りたためるみたいだよ~とやんわり主張してみたものの、家の中は極力シンプルに暮らしたいベイダー君に却下されてしまいました。

そして採用されたのがこの方法。

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自転車屋さんで不要となった段ボールをもらってきて荷締めベルトをそれぞれ2本巻き、肩ストラップを付けました。
ハンドル、ペダル、サドルを外してぎりぎり、というかムリムリ入るサイズ。
ディレーラー周りは一応プチプチで保護し、フロントエンドにはこれも自転車屋さんでもらったプラスチックのエンド金具のようなものを噛ませています。
またグラグラ動きそうなハンドルやサドルは養生テープで固定しました。

正直、この箱+スーツケース+サドルバッグを駅まで運ぶのはきつかった・・・。
いつもの倍の時間かかりました。

やっとの思いで空港へ。
カートに乗せても人にぶつかりそうになるわ、迷惑この上ない。
どこからどう見ても自転車だしやたらデカい(W135 D20 H73)ので超過料金もかかります。
今回のエールフランスは片道100米ドル(帰りは100ユーロ)、これでも安い方です。
ちなみにエールフランスに電話したら搭乗3日前までに旅行会社を通じて自転車を持ち込むことをリクエストしておくこと、と言われました(実際は忘れてて二日前だったけど大丈夫だった)。

パリに着いてからはスーツケースなど自転車ツーリングに不要なものと一緒にまとめてホテルに預かってもらいました。
ホテルは親切で、ミーティングルームを組み立て用に貸してくれました。
ツーリング後はスイスからTGVでパリへ、ホテルで再パッキングしてから空港へ向かう予定。

一方デビコは出張先から合流する予定だったので、自転車運送会社へ委託、日本からパリのホテルに直送しておき、帰りは預け荷物として飛行機で一緒に帰ってきました。
ちなみに彼はSciconのキャリーケースきちんと買ったので、分解の手間も少なく済み(ハンドルもペダルも外さない)、なんと飛行機で超過料金も取られなかったそうな。
デビコ調べによるとこのスーツケース型キャリーケースだと半々の確率で普通の荷物としてチェックインできるらしい。
そもそもキャスター付きというのがいいよね。ほんとにね・・・。

そんなこんなでダンボール輪行、全くお勧めしません
次回は素直にキャリーケース買おうね、とベイダー君と合意。

さて、パリは初めてのくもこ。
「汚い」とか「食べ物が意外とまずい」とか事前に色々ネガティブな情報を聴かされていたためか、思ったよりも好印象でした。
街並みもさすがによく保存されていて素敵だったし、何しろオペラが楽しかった!
いつも海外へ行くとオーケストラコンサートかオペラへ行くくもこ。今回はラモーの『プラテー』というバロックの演目でしたが、舞台上でオペラ座の観客席に見立てたセット上を歌手がコミカルな動きで移動しながら歌ったり、カエルの着ぐるみが出てきたり、ポップアートをそのまま舞台にしたような演出。さすがパリ。

ただ、高いですね。何もかも。
ちょっとしたバースデーカードが5ユーロとか。なんの変哲もないボールペンが3ユーロとか。
もちろん食べ物も(そしてやっぱりあまり美味しくなかった・・・入念に調べていけばよかったかも)。

観光中のある日、普通レベルの料理なのにやっぱりお高めのレストランでベイダー君とランチ中、隣に5人家族が座ったのですが、娘さん3人でみんなかわいい。
いつものようにベイダー君が話しかけると、なんとベルン在住だそうで。
さらに、スウェーデン人とオーストラリア人のカップルですが、東京で知り合ったそう。
私たち、ベルンまで自転車で行くんですよ、というとベルンでぜひ会いましょうと、メール交換しました。
ゴールに一つ楽しみが増えました。

本当はパリ滞在中にも少しロードバイク乗るつもりだったんだけど、フランス人の友達に話したら、

「パリはどろぼうが多いんだからほんっとうに気をつけてね!」

またホテルの人にも

「パリの中でどこかで食事中に外に停めておくなんてもってのほかですよ」

そしてホテルを一歩出たところで発見。

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うん、これはムリ。
パリ滞在中はホテルの倉庫に厳重保管となりました。

3日間の観光を経ていよいよツーリングのスタートです。

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パリの夕日と朝日。
夕日はポンピドゥーセンターから、朝日はベイダー君とエッフェル塔までランニングする途中で。



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プロフィール

くもこ

Author:くもこ
2012年の夏にクロスバイクを譲り受けたのをきっかけに自転車こぎ続けています。愛車はTREK ÉMONDA SL 6、愛称はレッドスパイダー。もっと筋肉欲しい。
パートナーのベイダー君はインド系アメリカ人。
2016年12月息子のルークが生まれました。
その他の良く出てくる友人はデビコ、ドナルド(どちらもアメリカ人♂)。4人でサイクリング行ったりくもこ実家に行ったりする仲良し。

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