2016/01/21
インドを知るなら3ヶ月バックパッカーするより一週間で豪華に
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縁あって度々行くようになる前はインドのことあまり知りませんでした。
漠然としたエスニック?なイメージと、お腹壊しそう、不衛生という噂レベルの知識のみ。
今でもそんなに知っているわけではないけど、でもまあちょっとはわかってきたこともある。
インドは国じゃなくて大陸と考えた方が良いとか(州一つ一つが国と捉えるといいかも)。
全てがにおいからしてスパイシーで空気にターメリックが溶け込んでいるとしか思えないとか。
仕事ではやる気も技術もあるのに注意が足りないゆえに残念な結果を生んでたりとか。
あと、想像するほど美人ばっかりじゃない。
いえ目がパッチリとかOPPAIが大きいとかはその通りだと思うんですが、
よほどの貧乏でない限りとにかく良く食べるインド人、すーぐ太る。
それもぽっちゃりなんてのではなく、マツコ級がそこかしこに見られるレベル。
もちろん男性も同じくデラックス。
ただしこれも国際感覚を身に着けた高所得層となるとまた話は別。
きっちりワークアウトや食事制限してて、それこそボリウッド映画に出てきそうなエキゾチック美人だったりする。
もちろん大金持ちにだって体格までデラックスな人もいることはいますがね・・・。
太る前の子供らはとってもかわいいです。
しかし甘やかして育てられている子も多いので、飛行機の中で走り回る子を叱って大泣きさせたこともあるくもこ。
いくらバルクヘッドが広いからって鬼ごっこの通り道にするなーーーっっ!(何度も足踏まれた)
もちろんきちんとしつけられている子もいますよ。
今回の旅でベイダー君の同級生に多数あったのですが、そのご子息たちは良い子ばかりでした。
それから衝撃的だったのはやっぱり貧富の差がすごいこと。
そりゃー話には聞いていたけど、実際見て感じることは全然違う。
これこそがタイトルの通り、バックパッカーより豪華旅行をお勧めする理由です。
バックパッカーじゃ高級ホテルの中がどうなってるとか、そこにどんな人たちが来るのかとかわからない。
つまり「富」のほうを見ずして「貧」との差なんてわかるわけがない。
ベイダー君の友達にもお金持ちが何人かいます。
そのうち一人、背が高くガッシリした体格のV氏。
彼を見ていると昔みんなのうたで聞いたラジャ・マハラジャーという曲を思い出します。
V氏のお宅には泊めてもらったことも何度かあるのですが、これが6階建ての豪邸に10人の住み込み召使い(お手伝いさんというより召使い)。
玄関を入ると真ん中に彫刻を配した池(屋内、もちろん実用ではなくインテリア)、テニスのコートくらい張れそうなリビング、そして高級ホテルのような客間・・・。
一番下の階は召使い専用のフロアだそうです。
その家は彼の2軒目で、さらにもう一軒建設中らしい。
そして一歩お屋敷の外に出れば道にはゴミが溢れ、路上で野良犬と共に寝泊まりしている人がいる。
V氏の一家が東京の我が家に遊びに来た時、15歳の娘さんにお皿のラップ掛けを頼んだら、「これどうやって使うの?」と。
ああ、普段は召使いがやってることだもんね・・・。
まあ私もベイダー君もそんなにゴージャスな旅しているわけではないけど(というか大半が仕事で忙しい)、泊まるところはなるべく良いところを選んでいます。
インドの5つ星ホテルは良いですよー。広ーいロビーにゴージャスな内装など、優雅な気分を味わえます。
サービスもなかなか一生懸命やっていますし。

お気に入りのホテル、グルガオン(デリー隣)のThe Leelaロビー。最近ではインドでもクリスマスは一般的になっています。

近づいてみるとペーパーバッグにはお隣のモールに出店しているブランドのロゴ。
さすがインド、隙あらば営業してくる。
またいつも旅行中一度は豪華に食事をすることにしています。
ベイダー君も私も食べることは大好き。
フランスの自転車旅行で700km走破後の体重が増えていたことからもバレバレですね。
今回はデリーにあるレストラン「Indian Accent」でディナーしてきました。
ここは本当に美味しい!
ジャンルで言うとフュージョンですが、それぞれの料理にインド色が入っている。
以前2年ほど前に食べた時よりもその色が濃くなっていたような。
他のどこでも食べられない料理が楽しめます。
お勧めのレストランですが、いつも満席で1ヶ月ほど前から予約していないと入れないかも。
もうじきニューヨークでもオープンするそうですよ。
今回はシェフのお勧めコース。お勧めグラスワイン6種をセットで付けてもらいました。

シグネチャーメニューはインドでは珍しいポークスペアリブ。これがいつも一番おいしい。

エビをベーコンで巻いたものにわさびのソース。

メインはチキンヌードルをIndian Accent風にアレンジしたもの。食感が面白い。


プレゼンテーションは、このように本来器ではないものを器にするのが得意。
こういうのってやり過ぎな店もありますが、ここは可愛いセンスで好感が持てます。

デザートは私にはちょっと甘すぎたかな。

最後にもらったお土産。可愛い箱に入っている。

中身はこんな感じ。スパイシーなナッツと何か穀物のパフ?のチョコ掛け。
残念ながらあまり美味しくなかった・・・。
ちなみにお値段は一人15000円くらい。
高い、と思うかもしれませんが、インドの高級店は実際ちゃんと(?)高いんです。
5つ星ホテルのカフェではサンドイッチ一皿2000円くらいします。
その反面、安い店は本当に安いのです。
数百円もあればお腹いっぱいになれるでしょう(ただし店が汚いなどマイナス面も当然ありますが)。
ちなみに物価はここ10年でかなり上がっているようです。
経済発展の勢いはニュースで見る通り。実際に感じる部分としては都市部の渋滞や去年牛がいたエリアに今年はいない、など。
特にムンバイではミニスカボディコン(表現が古い?)の女子たちも見かけるようになったりと、保守的な人が減ってきていると感じます。
スラムが減ってミドルクラスの人口が増えているのも都市部やエアポートでよくわかります。
しかしまだまだ格差社会のインド、衝撃的でもありますが、ちゃんと見つめていきたいと思います。

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